足のむくみ

立ち仕事の方や事務仕事の方なら誰でも経験のある足のむくみ(浮腫)。

このむくみとは一体何なの?どうして起こるの?
今回は、むくみの正体、解消法などを紹介したいと思います。

 

むくみの正体

静脈の血管壁は動脈に比べて弾力性があまりありません。
その為、長い時間同じ姿勢で立つ、座るを続けると下肢の静脈内に血液が溜まっていきます。

その結果、全身を巡っている循環血液量が減少し、太ももやふくらはぎの毛細血管圧が上昇します。
そこから組織間隙(血管の外)に血漿(血管の中を流れている液体)が染み出てしまいます。
これによって下肢のむくみ(浮腫)が生じるのです。

このむくみを解消するためには静脈ポンプを上手く使ってあげることが大切なんです。

 

大人の足首まわりの静脈圧は寝ている状態で10~15mmHgくらいあります。
一方、長時間立っていたり、座っていると90mmHg(なんと6倍~9倍)になることもあるのです。
しかし、歩くことで25mmHg以下まで下げることができます。
やっぱり歩くって身体にとって良いことなんですね。

※mmHg:血圧の単位

 

むくみを解消する静脈ポンプとは

静脈の特徴のひとつとして、直径1mm以上の静脈には弁が備わっています。
これによって血液の逆流が防がれています。

そしてここで大切な役割を担っているのが下腿(ふくらはぎ)の筋肉です。
この筋肉を収縮させることによって静脈は圧迫されます。
この弁と筋肉による圧迫の働きによって血液は心臓に向かって押し出されます。
その結果、全身の循環血液量が増加し静脈圧が低下するので、むくみもとれるのです。

この作用のことを静脈ポンプと呼んでいます。

ちなみに、直立不動の姿勢では30秒で静脈ポンプは動かなくなります。
15分以内に15%もの循環血液量が減少します。

 

ながら体操でむくみを解消

とても簡単な体操をいくつかご紹介します。
しくみとしては、下肢の筋肉を収縮させてあげればいいだけです。

立ち仕事の方

  • つま先立ち、かかと立ちを繰り返す
  • 上の動きを片足ずつ、または左右交互に行う
  • 片足ずつ膝を深く曲げるようにして足踏み
  • 膝の屈伸する など

 

座り仕事の方

  • つま先上げ、かかと上げ
  • 片足を前に伸ばしつま先を上げ下肢の裏を伸ばす(体を前に倒すと更に伸びますよ)
  • 貧乏ゆすり(あまり目立たないように笑)
  • トイレに立つ(歩くことが一番ですね) など

 

人間は身体を動かさないことで色々な不都合が起こるんですね。
寝ている時でさえ寝返りをうって動いている訳ですから、納得ですよね。

僕たちの業界では
「人間は身体を動かしてナンボなんだ。」
とよく言いますが、本当にその通りだと思います。

ちょっとした運動でむくみを和らげることができるので、みなさんも一度試してみて下さい。

 

また、恒心堂接骨院にはドクターメドマーと言うむくみを解消するマシンも用意しています。
空気圧を利用したマシンで最近では多くのトップアスリートもコンディショニングに活用しています。

足のむくみ、疲れが気になる方は是非一度お試しください。

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